あきたこまちに思う
JAうごの羽後町産あきたこまちの話題を、今頃になってあちこちで見かけるようになりましたが、Yahoo!のトップに掲載されたという話を友人より聞きまして、「それが原因かー、ここもYahoo!-DDoSの餌食になってしまったのか」と落胆しております。
大体、イラストがちょっと変わっただけでしょ。みんな釣られすぎ、騒ぎ過ぎなんですよ。その絵師のファンが買うのは至極当然で、それだけで前年出荷の数倍売れたというシンプルな話。残念なのはマスコミがこの商品や生産者側の思想を全く理解せず、サブカルチャー的な扱いでのみ報道していることだと思うわけで。
この手の商売でありがちなのは、比較的ありふれたものを使用し、イラストで付加価値をつけて、ターゲットをオタクに絞り商品を開発、収益を得るパターン(例)。でも、今回はそうじゃなくて普通に元々あった地元特産の高級米に、ちょっと綺麗なイラストが載ったという話なので、このパターンとは明らかに異質なものなんだわ。
それが証拠に、秋葉原や日本橋にはどこにも取扱店がない。オタク系の小売店からの発注を全て拒絶し、従来の販路にこだわった事が容易に予想がつく。羽後町のあきたこまちの品質に自信を持っているからこそ出来るわけで、『販売を拒否した東京の大手百貨店』は実に空気の読めない対応をしてしまったなあと思う次第。
実際、これが店頭に並んでいたら、興味を持ってくれる消費者は結構多いとは思いますよ。小さい女の子が見つけて「わあきれい、これ買ってー」って言って、親御さんが「物は悪くなさそうだし、子供も喜ぶから買ってみるかー」と購入して、実際に食べたら美味しかった……普通にありそうな感じもするんですけどね。幻想持ちすぎですかね(笑)
ちなみに、うちは5kg \1,500 の無洗米で満足してます(ぁ
※コメント返しは次回に……
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