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CDが売れないのは……

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すみません、放置していてごめんなさい。

最近CDが売れないという話をよく聞きます。昔はアルバムという物が価値のあるもので、アナログの30cm四方のジャケットはインテリアとしても使えるような芸術的なものも多かったのですが、それがCDという12cm四方の小ささになり、iTunesのようなダウンロード販売になってしまうと小さな画像データでしかなくなってしまいました。アルバムの雰囲気作りとして一役担っていたジャケットも、完全におまけ扱いになってしまった感じがします。

売れなくなった原因はジャケットだけじゃなくて、音楽というもの自体の入手が高速インターネット(P2P含む)で容易にできるせいになったからだと戸越は考えていますが、そもそも安く音楽を手に入れて楽しもうという動きはネットが普及する以前、レンタルレコードの頃からあった話なんですけどね。

戸越は20年以上前、レンタルCDを借りては家でカセットテープにダビングして聴いてました。 当時はEPIC/Sonyのアーティストをよく聴いてて、TM Networkとか大江千里とか渡辺美里とか。もちろん合法なのですが3000円するCDが500円程度で自由に聴けるというのは助かりました。CDが欲しくても、小遣いじゃ買えませんでした。プレイヤーは2万円くらいするカセットのウォークマン。お年玉でやっと買えました。

そういう所からCDっていうメディアに憧れもあったし、ある程度お金が自由に使えるよう になってCDを買い漁って幸せに浸る事も多かったんですが、今は1万円あればiPodが買える。音楽は(合法・非合法はともかくとして)動画サイトとかで簡単に手に入る。 CDがなくても、自分の好きな音楽をいつでも聴くことが出来る環境があるわけで、 そりゃーメディアは売れなくなっちゃうよねー、などと思うのでした。

余談だけど、アルバム1枚を128kbpsのmp3に圧縮して60MB前後としても、動画と比べ たら圧倒的に容量が小さいんだけど、「容量が小さい=価値がない」と潜在的に思っている人は、意外と多いような気がするんだけどねー…… planetarian は頑張って50MBに収めたんだけど、その努力はリリースした当時のネット環境を考えても無駄だったように思います。

今日のお酒:西岡本店の蔵元梅酒(コロカ付き)
http://www.hananoi.jp/

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音楽」カテゴリの記事

コメント

確かに、CDを買ってる人って結構減ってきていますよね

そういえば「CDがベスト盤しか売れなくなった」的な記事をmixiのニュースで見ました。
動画サイトなんかにも曲がアップされているし、CDというか音楽や曲というものに対する個人の価値意識、価値観も下がっている気がしますね。
ちなみに、ネットからダウンロードして、曲を聴くというのはmp3とmp4など形式の違いもわからないような子供までやっているようです。
僕はデータしか持っていないという状態があまり好きではないので、自分の本当に好きなものはCDを買ってますが、友人には完全にネットからダウンロードしたものしか聴かないという人もいますからね……。

ついでに、個人的には写真のお酒の後ろに写っているものが何なのかが気になります(笑

投稿: いわたか | 2009.10.12 00:20

昔に比べると、1曲の賞味期限も短くなってる気がしますね。
音楽が消費されるものになっているという感じ。

自分もCD買い漁っていた時期がありました。
今はほとんど買わないですね。
ここ10年では、KSL関係と「けいおん!」関連買ったくらいでしょうかw

投稿: NNK | 2009.10.13 10:02

韓国の方はもっとひどい状態であります。

著作権の概念が全くない人々が多くて・・

自分も、データしか持ってない状態はあまり好きじゃないですので

好きなアーティストとか好きな曲とかはできる限り必ず買っています。

ここ3年間はおよそ1年に50枚ぐらいでしょうか。

なんていうか、mp3で聞くよりcdpで聞く方が

ロマン?というか、まあ・・言葉じゃ上手く表現できませんけど。

とにかく、自分はcdpで聞く方が好きなんですよ。

まあ、「え、p2pでタダでDLできるのになんでわざわざ買うの?馬鹿じゃない?」とか

たまに馬鹿にされる事もあってそんな時はちょっとだけ悲しいんですけど。

やはり、こんな気分はcdを全く買ってない人には理解して貰えないでしょうかね。

投稿: ロックマン | 2009.10.14 00:16

いわたかさん>
後ろにあるのは今月売りのコミックガムです。
ぢたま(某)先生のファイト一発! 充電ちゃん!!ですよ~

ネットの普及とは別に、景気が悪いせいで衝動買いをする人が減ったような気がします。みんな財布の紐がきつくなったかなあと。景気が悪くなっても、毎月数千、人によっては万単位でケータイに吸われてますからね。でかいと思いますよ、ケータイ。

NNKさん>
賞味期限は昔も今もあまり変わらない気がします。アニメ・ゲームのCDの場合、好きな人は現物を手に入れないと気が済まないという人が多いので、CDTVなんかでも結構上位にランクインしてますよね。ごく自然な流れだと思います。

ロックマンさん>
韓国の場合CDの装丁が非常に凝っていて、商品価値を高める努力を相当していますよね。なんとなくイメージなんですが、韓国では作り手もCDの売り上げにあまり期待していなくて、テレビ出演のギャラやコンサートで何とか暮らしてるようなイメージがあります。

投稿: 戸越まごめ | 2009.10.14 01:13

自分はダウンロードじゃ絶対に嫌ですね。
ジャケやライナーノーツも含めて「アルバム」だと思います。

自分にとって「CDを買う」という行為は、「手元に置きたい」という欲求もありますが、「アーティストに対しての感謝の気持ち」というものもあるんだと思います。受け取った感動への対価というか。

とはいえ、「CDを出しても売れない」という現状や、流通の確保というコスト的なことを考えると、ダウンロード販売も「CDが出ないよりマシ」と思いますけど。
(最近邦画とか、サントラ出ない作品も多いんですよ……)

投稿: D | 2009.10.16 21:16

Dさん>
サントラはそもそも需要が少ないジャンルですが、そういう作品こそダウンロード販売を積極的に行って欲しいと思うのですけどね。その中で評価・人気が高かったものがCDとして流通すれば良いかと。

投稿: 戸越まごめ | 2009.10.18 00:54

自分はCDは専ら買ってますねー。
ツタヤもたまには行きますが、ほとんど
借りることはありません。

おかげさまで懐は寒いままですが・・・orz

個人的にはいつでも聴きたいときに落として
聴く、というのでは物足りなくて、CD買って
持って帰ったりプレイヤーに入れたりする
一連の動作の最中のワクワク感が好きです。
その方がその曲により愛着が湧く気がします。

投稿: エクセルギー | 2009.10.21 17:26

CDって、ダウンロードよりも思い出として残りますよね…

なかなか手に入らなくて苦労したとか…

ダウンロードだとすぐ手に入るので味気ないです…

投稿: 鉄腕 | 2009.10.30 14:19

曲はCD買います
一生聴き続けたい曲
「人生のアルバム」
ダウンロード(もちろん)有料はそこそこ、一時期の歌

違法ダウンロード(無料)は作曲家を殺したいのでしょうか?

CD買う、ダウンロード(サイトで課金)を馬鹿にする違法者はどんな思考してんだか・・・

投稿: fate | 2010.09.02 15:05

fateさん、コメントありがとうございます。

反社会行為を自慢したい、というのはいわゆる中二病的なものだと思いますが、音楽を沢山聴いておきながら、墓に持っていきたいアルバムが1つもない、という感性だと、ちょと悲しい感じがしますね。

投稿: 戸越まごめ | 2011.12.03 18:04

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